スペルを口頭で表現する方法
■スペルを綴る
アメリカ出張では国人の名前はもちろんのこと、欧米人同士でも名前等の綴りはわからないことがあるので、「スペルを綴ってくれ (spell out)」と言われることは珍しくありません。
書いて渡すという手もありますが、口頭で伝える場合、特に電話ではよくあることです。
とはいえ、聞き分けにくいアルファベットも多々あります。
例えば、D(ディー)とB(ビー)とV(ヴィー)など。
そこで、『BoyのB』というように伝えるわけです。
日本語で言えば、漢字を説明する時に「藤の花の藤という字です」という感じでしょうか。
既成のいろいろなバージョンもありますし、わかりやすい単語であれば何の単語でも構わないのですが、慣れていないとなかなかすぐに思いつくものでもありません。
したがって、海外出張する際は自分なりのレパートリーを作っておいたり、予め言うことが分かっている場合は、事前に考えておくと良いでしょう。
A as in Apple.
A like Apple.
A for Apple.
といった具合に使えばいいでしょう。
比較的わかりやすそうな例を挙げておきます。
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NY警察式 その他
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A Adam Apple
B Boy Beer
C Charlie Charlie
D David Dog
E Edward Easy
F Frank Fox
G George Golf
H Henry Hotel
I Ida Italia
J John Juliet
K King King
L Lincoln Love
M Mary Mother
N Nora New York
O Ocean Orange
P Peter Paris
Q Queen Queen
R Robert Romeo
S Sam Sugar
T Tom Tommy
U Union Uniform
V Victor Victor
W William Washington
X X-ray X-ray
Y Young Yellow
Z Zebra Zurich
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このように自分でわかりやすいレパートリーをアメリカ出張の前には準備しておいて活用すると良いでしょう。