アメリカ出張準備-情報とノウハウ-

アメリカは地域により風土の違いが大きいため、出張中に風土が大きく異なる2地域以上に行く場合、服装の準備にも工夫が必要です。

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■季節ごとの服装

よく知られていることですが、アメリカは南北/東西、沿海/内陸、低地/高地、砂漠/湿潤と地域により風土の違いが大きく、一度に各地を移動する出張者にとり、どのような服装準備をすれば良いのか、工夫のしがいがあるところです。

■出張中に1地域しか行かない場合

この場合の服装は、単純に平均気温、雨量、天気予報に従って決めれば良いので、ガイドブックも参考にして準備すれば簡単です。何か必要になれば現地でいくらでも買えます。

■出張中に風土が大きく異なる2地域以上に行く場合

3月から4月

例えばこの時期西海岸(ロス、サンフランシスコ)、中西部(シカゴ)、東海岸(ニューヨーク)、南部(フロリダ)を廻る出張中があるとすると、服装によほど工夫しないと荷物がやたらと大きくなってしまいます。西海岸と南部は厚着が不要なため、中西部・東部の気候への対応をしつつ、全体をコンパクトに収める必要があります。
荷物軽量化のポイントは、コート類の選定と重ね着発想です。


コート類

シカゴとニューヨークはどちらも寒い上に市街地を歩くことが多いため、外套がないときついです。しかも仕事中/週末の両方を兼用できる必要もあります。現地の人々の服装(ビジネスカジュアル)を観察した上で、私がお勧めするのはカジュアルな防寒ハーフコートで、例えばエディバウアーのダウンライトコミューターコートのようなものです。登山用品店には軽量で防寒機能に優れたコートが多いので、地味目のデザインを選べば使えるものが多いです。できれば、内側が取り外し可能なフリース・ジャケットになっていると、ホテルでくつろぐときにも気楽に暖かくすごせて便利です。

重ね着発想

重ね着によるこまめな調節は旅装の基本ですが、下着、シャツ、カーディガンに加え、帽子、マフラー、手袋などを使って現地の気候に合わせると、全体の荷物量はさほど増えないまま、対応力が飛躍的にアップします。できれば素材にもこだわり、帽子と手袋は登山用品店で調達することをお勧めします。マフラーはカシミア100%のものが軽さと暖かさで完璧です。帽子や耳当てはシカゴやニューヨークで地元大リーグ等のロゴ入りのものを買うという手もあります。私はこれでレッドソックスとヤンキースのロゴ入り毛糸帽子をもっています。(ちょっと節操がなくて、ファンの人には済みません)

機能性肌着

ユニクロの暖かい肌着が良く売れていますが、これも登山用品店に行くとエベレスト登山隊御用達の防寒レベルのもの、若い人には抵抗感があるかもしれませんが股引もあったりします。冷え性の方は上述のコート、防寒小物と合わせて調達されてはいかがでしょうか。

オフ用着

ハイネックで薄手のセーターがあると便利です。

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